「動くな。」

空の髪…サラサラしてるな…

柔らかい、綺麗な髪。

「よし。これでいいだろ?」

「うわーお!蒼汰、ありがとうっ!」

「どういたしまして。」

やっぱり似合う。

空だから、星をつけたかったんだ。

空の名前に合う星を。

でも…

「何で空が女の子みたいなもんつけてんだよ。」

やっぱりな。

俊が突っ込まないはずがない。

あーあ。またこんなこと言うんだからなぁ。