あれ?

僕…もしかして…

『今まで好きだった人はちゃんと私の中で残ってる。思い出として残ってる。』

『ねえ、君はどれだけ私を泣かせたら気が済むの?君の走りに感動しました。』

笹野のことが…

「はぁ…僕の時間、止まってるんじゃないのかよ。」

僕の時間は動いてる。

今もこうして…

「2回も宇宙に気づかされるんだな。」

たった3日。

されど3日。

僕は、笹野の行動に気づけば魅了されていたんだ。