『北川蒼汰…君?隣の席なんだ!よろしくね!!』
あの日…初めて出会った日から俺にはお前しか見えてない。
『えっ、陸上部!?種目はっ?私もね、陸上部なんだよ!!』
無愛想で、何もできない俺にも他とは変わらず接してくれたのが空だった。
『私は空!蒼汰、よろしくっ!!』
嬉しかった。
昔から顔だけを見られて生きてきた俺を初めて内面で見てくれた奴だったから。
俊と空は俺の親友なんだ。
でも、それがいつの間にか恋に変わっていた。
自分でもよくわからないけど、空が好きなんだ。
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