やべ。何で僕ここにいるんだろう。

部屋から出て行った直也を何でか追いかけてみたら、誰もいなくなった自販機の前でそ、空と!?

2人きり!?

いや、まさかこれって…

『告白する。』

マジかよ、直也。

本気なのか?

って、だとしたら僕、覗き見なんかしちゃダメじゃん。

戻れ戻れ。

「どうしたの?宮川君…」

いや、ここにいちゃダメだって。僕!!

「好きですっ!」

何て一瞬のことだったんだ。