どっちでもいいから。

「と、十花ちゃんっ!!一緒の班になろ!」

とにかく私は十花ちゃんに話しかけてみる。

「え?空、ちゃん!?」

「もしかしてもう班、組んじゃってた?」

「ううんっ!!でも…」

「よし!じゃあ、決定ね!男子は…余ってる人ー!!」

私は半場強引に十花ちゃんと同じ班になる。

「ほいっ!!俺ら余ってる!」

「よし!佐倉(さくら)!お前らの班とくっつくよー。」

「OKー!」

男子も案外すんなり決定…って…