─あたし達3人は小さい頃からずっと一緒だった。


だからお互いのことをよくわかっている。
本音で話せる大事な友達だ。



「あぁ〜智まで見てたの?朝から余計に気分悪いわぁ〜」



あたしはため息混じりで智に言う。


「けどさぁ〜椿も…」



明が話を止める。



3人共息をのむ。



毎度毎度のことではあるが…やはり慣れないものは慣れない。





理由?





─校門が近くなったから…