朱李に使わせたこの魔法は、五分だけ姿をかくせる。 「いこう、朱李」 「うん!!」 僕たちはウルフ族の話を盗み聞きにいった。 やはり彼らは、僕たち、『竜族』の生き残りをさがしてるらしい。 「お兄ちゃん、もぅ時間がきれるから、いこ?」 「そぅだな。」 僕たちはウルフのアジトわあとにした。