消えちゃえっ!
青春・友情
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風空/著
- 作品番号
- 134461
- 最終更新
- 2008/08/26
- 総文字数
- 996
- ページ数
- 4ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 59
- いいね数
- 0
授業中に、鴉色の長い髪を揺らし、閉鎖空間にもにた数学の授業の方程式が踊るその空気を、沖縄の石垣島に来襲した台風ほどの勢いで吹き飛ばすかのように立ち上がり(そして実際に、椅子は彼女の華奢な足により弾け飛んだ)、その乙女は叫んだ。
「消えちゃえっ!」
僕は彼女が座っている椅子を弾き飛ばすのとほぼ同時に欠伸をした。らしい。その黒髪の乙女が不満げにそういうんだから、たぶん間違いないだろう。
どうやら、僕は欠伸をしたが為に、とんでもないことに巻き込まれたようだ。
もうなんていうか……面倒くさいなぁって。
「消えちゃえっ!」
僕は彼女が座っている椅子を弾き飛ばすのとほぼ同時に欠伸をした。らしい。その黒髪の乙女が不満げにそういうんだから、たぶん間違いないだろう。
どうやら、僕は欠伸をしたが為に、とんでもないことに巻き込まれたようだ。
もうなんていうか……面倒くさいなぁって。
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