「良かったね!お兄ちゃん、美波ちゃんのことずっと好きだったからあたしすごく嬉しいよ」


と引きつってた顔をして言うと、お兄ちゃんは怪訝そうな顔をしていた。


お兄ちゃんが何か言いたそうに口を動かそうとする前に部屋から出ようと思っていると、


「何の話してるの〜?」


後ろから美波ちゃんの声がした。