兄弟のいないアタシにとって…
流は幼なじみであって…
アタシのお兄ちゃん的
存在でもあった。



昔から、いつも一緒で…
なぜか気がつくと側にいて。



アタシ達は自然とそのまま大きくなった___。



だから、流が引越ししちゃったとき…アタシは心の一部が、カラダの一部が無くなったみたいで……



急に流が恋しくなったんだ__



だから今日、流と会って…
何だか安心した……。



多分…
それから来るんだろう…
この変な気持ちは………。



アタシは、今まで流に聞きたかったコトを聞いてみた…。



「流…?今もさ…バスケやってないの?」


流「あぁ…やってねぇ。」


「そっか……。」