「ね!春翔、今日一緒に帰ろうね!」


「うん、いいよ。」


いつものように
可愛く教室を覗きにくる女の子

本当に愛くるしい。


僕には学校ー人気な女子
西沢悠里という彼女がいる。


明るくて元気で
お茶目で頼もしくて
でもほっとけないとこもあって

僕は悠里が大好きだ。


もう付き合って半年がくる。




「悠里のクラスはどうだった?」


「私のクラスはねー、
サヤちゃんとー、ミユちゃんがいる!
結構当たりだった!!」


新学期早々のクラス替え
俺は2組
悠里は7組だった。

「そうなんだ。よかったじゃん。」



「でも春翔と離れたからヤダなー…。
2組はどうなの??誰かいた??」


「えっとー、
ナオトとヤッサンがいたね。」


「ヤッサンいるの?!
えー、うるさそう。ふふ」