『龍斗ッ!教科書は何処?』
『……ゴマちゃん』
にこにこ笑うゴマちゃんの後ろには
男と女の塊。
どうやら、ゴマちゃんは男女問わずモテるみたいだ。
悔しいキモチを噛み殺しながら笑った。
『ゴマちゃんモテるね。分けてほしいよ~』
きょとん…
『うん!いいよ!ねぇ皆?私の王子さまいじめたら許さないよォ!…元々皆の王子さまだけどねッ!』
時折みせるはにかみ笑顔。それが可愛い。
――――どきっ―――
『…え?何今の?』
龍斗の心に戸惑いがおこる。
俺だけなのかな…?
『龍斗?教科書…』
心配そうにゴマちゃんは龍斗を覗き込んだ。
『!!!あ?う…うん!かしたげるよ』
『ありがとう。龍斗ッ』
――――どきっ―――
まただ…………
なんだろ?このキモチ…
『……ゴマちゃん』
にこにこ笑うゴマちゃんの後ろには
男と女の塊。
どうやら、ゴマちゃんは男女問わずモテるみたいだ。
悔しいキモチを噛み殺しながら笑った。
『ゴマちゃんモテるね。分けてほしいよ~』
きょとん…
『うん!いいよ!ねぇ皆?私の王子さまいじめたら許さないよォ!…元々皆の王子さまだけどねッ!』
時折みせるはにかみ笑顔。それが可愛い。
――――どきっ―――
『…え?何今の?』
龍斗の心に戸惑いがおこる。
俺だけなのかな…?
『龍斗?教科書…』
心配そうにゴマちゃんは龍斗を覗き込んだ。
『!!!あ?う…うん!かしたげるよ』
『ありがとう。龍斗ッ』
――――どきっ―――
まただ…………
なんだろ?このキモチ…