その様子をテントから眺めていた英慈
「よかったっすねー若月さん」
隣に立つ実行委員の男が素直に喜ぶ
「ああ・・・・」
・・・・・・・。
「なぁ」
「はい?」
「その賞品どこにあった?」
「それが変なんですよねー
準備室にあったんですよ。ずっと筒井さんが探してて無かったのに、さっき連絡あっていってみたらあったんですよ」
「連絡って、誰から?」
「後輩なんですけど『準備室開いてるみたいですけどいいんすかー?』って連絡もらって、それで見に行ったら・・・」
「・・・そう」
・・・・・
ふと目線をあげると、英慈のいる場の反対側のステージ脇に小山絵莉の姿があった
噛み付くような目でステージの中心をにらんでいる
「よかったっすねー若月さん」
隣に立つ実行委員の男が素直に喜ぶ
「ああ・・・・」
・・・・・・・。
「なぁ」
「はい?」
「その賞品どこにあった?」
「それが変なんですよねー
準備室にあったんですよ。ずっと筒井さんが探してて無かったのに、さっき連絡あっていってみたらあったんですよ」
「連絡って、誰から?」
「後輩なんですけど『準備室開いてるみたいですけどいいんすかー?』って連絡もらって、それで見に行ったら・・・」
「・・・そう」
・・・・・
ふと目線をあげると、英慈のいる場の反対側のステージ脇に小山絵莉の姿があった
噛み付くような目でステージの中心をにらんでいる