教室内は、何事もなかったように再びにぎやかに 



ただ、あおい・勇・英慈のいっかくは………重い






………役たたず


勝手にへこむあおい





………はぁ、自分ばか


嫉妬心にへこむ勇





……はぁ、


悩む英慈






「いい加減にしなさいよ!あんたたち」


そう言ってうしろから3人の頭をメニュー表でたたくのは由宇



「ゆうちゃん……」


「いつまでしけた面お客に見せるきよ?まだ文化祭始まったばかりよ!」


『………………』


「だいたい、さっきのことはあおいの所為じゃないでしょ?」


「うん!つか、あおいホールに出したオレが悪いし」


「やっぱり役たたずだったよね」


「は?役たたずじゃないし。あおいに休憩って言われてすげー助かったし!!

ただ、あおいにいやな思いさせちゃったなぁって……自己嫌悪です」


「俺も
もっと早く止めるべきだったなぁってゆーかなんてゆーか………」


「いさみ………英慈……」



なんだ。そんなふうに思っててくれたんだ
よかったーーーーー




「さ!3人元に戻ったみたいだし、仕事よ!」