………好き、好き、好き
わからない!
いったいどういうこと?
「っさん………筒井さん!」
うるさいなぁ、今考えてるんだから邪魔しないで
「なに!」
「今授業中ってわかってるかしら?」
ヤバ!
あおいの前に目が笑ってない担任。
うーわー………せんせ、笑顔がひきつってる
「そぅね、じゃあ話を聞いてなかった筒井さんにやってもらいましょう」
「は?」
なに!なんの話?
助けを求め前の席の由宇の肩を叩くが、あきらめろと言う目で黒板を指差す
ーーーー文化祭実行委員
そのよこにでかでかとあおいの名前が付け加えられてしまった
うそーーーーーーー!!
「あとひとり、そぅね、男子でやりたいひといるかしら?」
そう問うと、ひとり、てをあげる
「はーい
せんせ、オレやります!」
「あら勇くんやってもらえる?」
「がんばります!ね、あおい」
キラキラ笑顔で先生をたらしこみ、あおいに意味ありげに視線をおくる
なんでお前のりきなんだよ
勇との実行委員会が決まりかけたその時、
ぐー。ぐー。ぐー。ぐー………
それは、あおいのとなりから聞こえてくるもので
「っ……実行委員は、
筒井と若月に決定!!!」
!!!!
英慈の寝息に担任はついにきれたようだ
わたしと英慈が実行委員?!
!!!なんであいつとあおいが!!!