カラオケ店にはいるとそこにはすでにあちら側が来ていた



おきまりの自己紹介から始まり話しはじめる





「じゃあ、美希ちゃんはオレらの一つ下かぁーー」



「はぃ!
双葉学園って私服オッケーなんですね」



「そぅなんだー
制服もあるけどほとんど着ないからさぁ」



「由宇ちゃんなに飲む?オレ追加頼むよ」



「ありがと、じゃジンジャーエール」




美希もゆうちゃんもすごいとけこんでる



う"ーーーーやっぱ帰ろうかな…………



ひとりウーロン茶をすするあおい





「となりいい?」




え?!



「あっはい。どうぞ…………」





うっわ……………

すんごい美人――――






退屈そうにどこか違うところに視線をむけているその横顔

肩までの髪と長めの前髪がその瞳を隠すが、隙間からのぞくそれは漆黒の色をしてどこか謎めいている




思わずじっと見惚れてしまった横顔



あおいの視線に気づいたようで漆黒の瞳が優しく笑む


「あおいちゃん……でイイ?
わたしは砂紀。よろしく」



わぁーーーやっぱ美人っ

おもわずにやける


「よろしくお願いします」


「あおいちゃんこういうの好き?」


「いぇ苦手で…………」


「じゃあ、
抜けましょうか2人で?」


「えっ………―」