「さ、行こっか!!」



疲れた体から汗を拭き取るためのタオルを各自手に取って、練習を終えた部員達の前に立つ。



「綾ちゃん、前来て?」



呼ばれるがままにその中心に立たされた私に……



「これから宜しくね♪」



「綾ちゃんの為にも頑張るから!!」



声をかけられて



練習終わりの……ハグが降ってくる。



そして……それを微笑ましく見ている他の女の子達。



その中に混じってキャプテンがそっと近寄ると……