ジュディは私と同じ年なのに、すでにバージンじゃない辺りがススんでんのよね。






どうせ私はお子ちゃまですよ~だッ!






「けど、カオルってキレイな顔してるわよね。羨ましいわ。……ねぇ、ミーヤ。一応、あなた日本人の血も入ってるんだから声かけてみたら?」






「に、日本人って…私、半分だけだよ? それに、日本は5歳までしかいなかったし…」



「No,non…甘いわね。5歳までしかいなかったからこそ、故郷の事を聞くんじゃない!!」




はぁ…?


ジュディの言っている意味が、少ししか分からない。






だって、5歳でアメリカに来た私が、日本の事を聞いてどうするのよ。






話がかみ合わないじゃない!




「ねぇ? ミヤコってどっち?」