学校にたどり着くと、早速クラスを探した。






幸いにも、クラスの担任の先生から電話がかかってきていて、クラスを教えてくださっていた。









「2年4組…2年4組………!あった!」




そう。私のクラスは2年4組。



皆より登校は遅れていても、新しいクラスの扉を開けるのは、やっぱり、とても緊張するものだ。





「…大丈夫。大丈夫。」

心の中で、そっと呟いて、そっと「2年4組」の扉を開いた。