彼が死んで私は泣いた。
何時間も何日も何年も
涙は枯れないんだって知ったよ陸斗。

ずっと居るってあの言葉はなに?
ねぇ陸斗…私は、陸斗が真っ直ぐ愛してくれたから、
いつの間にか、もっと陸斗の気持ちが欲しくなってた。
いつの間にか陸斗に私の愛もあげたいって思ってた。
もっともっと
これからだったじゃんか。
沖縄行くんでしょ?大阪は?千葉行くって言ってたじゃんか。
函館が最後なんて聞いてないよ…ばか…
また名前呼んでよ。
柚姫って笑ってよ。
お願いだから…お願いだから…
私の事大好きだって抱きしめてよ…
優しくキスして、しつこいぐらい。
いつもみたいに。
また触れられるならまた声が聞けるなら
二度とその手を離したりしないから。
陸斗…答えてよ・・・