チッチッチッチッチッチッチッチカチッ

終わった！！！！！！！！！！
念願の！念願の佐倉さんとデートだ！！！！
急げっ急げっ急げっ
よっしゃささっと着替えてー

ガチャ

「きゃっ」

え・・・

「なっ夏目くん！！」

「あっそのすいません！！！！」

バタンっ

こんな大事な時にラッキーすけべやらかしてんなよ俺！！！！！
にしても綺麗だったな。
白くて柔らかそうで・・・おっp

ガチャ

「夏目くん。もういいよ。」

「あ、その本当」

「いいよ。急いでくれてたんだよね？
ご飯行くから。」

「・・・はい。」

「ほらっ早く着替えて！テレビ塔の下で待ってるよ！！」

「あっはい！！」

天使すぎ！！可愛すぎ！！！なんなんまじで！！！！
着替えてを終えて俺は胸を高鳴らせながら待ち合わせ場所へ向かった。
すっかり暗くなった空とは対照的に煌びやかに光るテレビ塔のイルミネーション。
赤や青に変わるライトが佐倉さんの頬に反射して
あまりに可愛く映るもんだがらずっと見てたくなった。
その10秒後に佐倉さんが俺に気づいて駆け寄ってくる。
俺のことをまっすぐ見て笑顔で駆け寄ってくる。
あー時間よ止まれ！！！