京香と別れて一人本屋へ向かう。 苦手な数学の参考書を買おうと思った。 高校参考書の前。 たくさんあって迷ってしまう。 「どれにしよう・・・・」 何冊かを手にとりパラパラとめくって見る。 どれもピンと来ない。