「ハァ」

ため息しか出てこない。


「そんなに好きだった?涼介先生」


「さっき気づいた」


「ん?どういう事?」


「うーん、好きだったけど、そこまで・・・・てか、自分の気持ち押し殺してた」


「で?」


「屋上で涼介先生たちを見て、自分の気持ちに気づいた」


「そうなんだ」


京香はストローを口に運ぶ。