でも、おじいちゃんが長い間

家を空けることなんて今までなかった。

んん?どういうことだ…?

「おじいちゃんさあ、ずっと家にいた気がする
けど、いったいいつ妖界に行ってたの?」

「それは…。
奏が学校に行っている間とか、寝ているとき
とか、いろいろ時間はあるだろう?」

「確かに?」

んー、でも、おじいちゃんなんか怪しい。

はっ…まさか、おじいちゃんて、妖怪…?