強烈なジャンピングスマッシュを決めた後は、実羽はもう絶好調だ。


どんな速いボールもきちんと決めるし、ストップボレーなんてもはや芸術だ。


あっという間にゲームカウント3-3にまで追いついた。



「さすがみぅちゃん!」


「ここから取るぞ!」


「おー!」



よし、やってやろう!

ようやく戻せた最高の仲間と願い続けてきた最高の相手がいるんだもの……


やれるだけやってやろう!!