電話で話せた1番最近は…4日前。


声聞きたい


色んな話したい


それは俺だけやったんか…?



俺たちは離れてても大丈夫


そうやんなぁ?


大丈夫やって思ってたよなぁ?


…現実は大丈夫ちゃうやん…。


…どうしたらいいんやろ…?



俺の気持ちは沈み込んでいた。


ため息の数も多くなる。


「晩飯つくるか…」


そう思い自分の部屋を出てリビングに入ろうとした時、電話が鳴った。


ったく…誰やねん…


「もしもし」


少し怒り気味の口調になった。


「…惟智?」


電話の向こうから小さな声がした。


「…歩莉…?」