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初めてだった

こんなに誰かを
愛おしいと思ったのは…

時計に目をやると
もう行かなければいけない時間が
近付いていた

増「ごめんね、俺もう行かないと」

「ん…分かった」

少し寂しそうな顔をして笑う陽葵

その表情に胸が締め付けられる



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