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増「期待していいよ」

「…えっ…?」

増「俺…陽葵が好きだから」

耳元で聞こえた声は彼のものだ

「私…?」

増「一目見たときから、ずっと」

彼はそっと離れると
驚きが隠せない私の顔を見て笑った

自然と私の涙は止まっていた


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