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美「…あっ、本当にごめんね
私ペラペラ話しちゃって…
あなた、お名前は?」

「全然!構わないです。陽葵です」

美「陽葵ちゃん、かわいい名前!
私美季、小児科に所属してるの」

たしかに子供に人気そうな
歌のお姉さんのような雰囲気



美「またお見かけしたら声かけるね」

休憩時間が終わるのか
美季は手を振って戻っていった

なんだか複雑な心境

美季の話は
私の頭の中をぐるぐる回っている

「…っ…痛っ…」

急に頭が痛くなり
私は車椅子から転げ落ちた

「大丈夫ですか?!」



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