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私はリハビリの時間以外
車椅子で屋上に行くことにした

芝生と花が広がっている屋上

景色も綺麗で
眺めていれば時間され忘れられる

手が使えるようになった私は
物語を書くようにしていた

小説すら読んだことないのに
浮かぶものを書きとめた。



「何、書いてるんですかー?」

可愛らしい声が私の耳に入る

振り向くとそこには
増田さんと話していた
小柄で可愛らしい看護婦さんが居た

「えっと…」

「ごめんなさい、急に話しかけて
いつもここで何か書いてるから
ちょっと気になっちゃって」


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