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ふと目線を逸らすと
見たことのない男性の姿

母「陽葵の応急処置を
してくれた増田さんよ」

増「初めまして、増田貴久です」

彼の笑顔は温かくて
偽りのないものだと分かるほど。

上手く言葉を発せない私は
首を縦に振る

彼との出会いは偶然だった



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