_



彼の恥ずかしそうな表情は
とても愛おしくてたまらなかった

増「ありがとね、陽葵」

「こちらこそだよ…増田さ…あっ」

名字が同じになるということは
私も〝増田〟になるんだ

増「ん?」

「た……貴久?貴久さん?かな…」

ぎこちない。


_