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私もいつか…着てみたい。

そんな時が来るのかなと
ひとり考えながら浮かれていた

無事桃香の晴れ舞台を見届け
私は胸がいっぱいだった

「楽しかったね」

二次会も終え、
増田さんと出口に向かっていた

「おーい、陽葵!」

私を呼ぶ、男性の声


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