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増「陽葵のたまに出る
時間にルーズなとこ困る」

「ごめんなさい」

嫌なことは嫌と
はっきり言ってくれる彼。

美容院でヘアアレンジしてもらう間も
入口のイスに腰掛けて
優しい顔で見守ってくれていた

鏡越しに目が合うと
なんだか照れくさかった


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