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〝子供が出来たら名前どうする?〟

〝んー男の子?女の子?〟

〝陽葵との子供ならどっちでも嬉しい〟

ふとよぎった彼との会話

脳裏に浮かぶ、祐也の笑顔
大好きな笑顔を私は忘れていた

桃「祐也さんのためにも、生きよ?
私がまりを守っていくから」


桃「叩いちゃって、ごめんね」

私の左頬を撫でる桃香

「っ…桃香…」

桃「祐也さんも見守ってくれてる」

私のことを愛して愛して
大事にしてくれた祐也

あなたはもう居ない
それでも見守ってくれていると思える

最高の、私の彼氏だったから。


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