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増田side

陽葵の母は
〝あの時のこと〟を
鮮明に覚えているようだった

もう嘘はつけない

母「あの子の思い出は
一部消えてしまっているけれど
私は…それでいいと思ってる」

小さく呟く母

陽葵にとって
忘れさせてあげたい…辛い過去

増「…はい」



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