_




「だって、温かいんだよ」

握り締める手は汗ばむほど

無茶苦茶言っているのは分かっていた
祐也ママもきっと悩んで悩んで
彼の意思を尊重し決めたこと

まだ彼の状況すら
受け止めていない私には酷だった

「やだよ、どうして…」

どうして祐也なの?


_