_




この日知らされたのは
祐也が助けようとした男の子、
シンジ君が亡くなったということ

胸が苦しくて仕方なかった

祐也が救おうとした命

そしていつ止まるかわからない彼の息

私はずっと彼の手を握りしめ
隣で泣いていた

精神的に追い詰められていた


_