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血の気が引いた

私の手から、祐也の手が離れる

「祐也?!!」

キキイィィー・・・

バンッという鈍い音と
鳴り響くブレーキ音が耳に響いた

目の前に広がる信じられない光景

「ゆう…や?」

アスファルトの上に倒れる
祐也と男の子の姿…。


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