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自分が悪いのにも関わらず
私の目から涙が溢れた

男の人の顔も見れないまま俯く

「1回外出ようか」

私の手を取り
近くの人気のない公園へ歩く彼

黙ったまま私をベンチに座らせ
泣き止むまで背中を撫でてくれていた

なぜか彼に対して安心感があった



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