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一気に静まり返る部屋

気まずいよ、桃香…!

「あの…」

増「だいぶ元気になったみたいだね」

右手に持っていた紙袋を
ベッド横の棚に置いた彼

相変わらず優しい笑顔

「ちゃんとお礼言えてなくて…
助けていただいて
ありがとうございました」




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