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増「昨日見たの?俺のこと…」

頷く私を見て彼はため息をつき
もう一度ベンチに腰掛けた

カバンの中を探り
小さなポーチを出す

「これ…」

中から取り出された…薬

増「俺…薬が手放せないんだ」

「…ん」

増「心臓の病気だった」



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