家が隣同士で、親の仲もよかったから俺たちは 物心ついたときから、ずっと一緒だった。 自由奔放な乃愛に何度振り回されてきたかもわからない。 我儘ばっかの面倒な奴って思ってたこともあった。 何故か、気づいたら俺は乃愛のことが好きになってた。 でも、この " 幼馴染 " の関係が壊れるのが怖かった。 この関係が壊れてしまうくらいなら 俺のこの気持ちは黙っていようと思った。