「...え。あの、離し」


周りの人も、この金髪さんの行動に目をみはってるし。


「...」


「あの、ちょ」


沈黙がしばらく下ったあと、金髪の人は足をさすりだした。


「あー...いったー...さっきー落ちてきたとこーくそ痛ぇー(棒)」


「え!あ!す、すみませ、あ、あの」


え!や、やば。どうしよ。
やっぱ人間に人間が落ちてきたらさすがに怪我くらいするよね、
どうしよ...


「えっと...ドコ怪我しましたか?保健室行き」


「保健室は別にいい。別にそこまで酷くねぇ」


「え、じゃ「そのかわり」」



...そのかわり?