「好きだよ」
突然言われた言葉。私は大和の事そんな風に思ってなかったのに…どうしよう…
「なーに冗談言ってんの!」
私がとっさに返した言葉だった。
「だよな、ごめん!でも、これだけは覚えておけよ!!俺はさっきの言葉本気だかな!」
そして彼は自分の部屋に戻った。でも、そんな事言われたってどうすればいいか分からなかった。だって家が隣だから、小さい頃から家族ぐるみでよく遊んでいた。私的には同い年だけど私よりちょっとしっかりしているお兄ちゃん的存在でしかなかったから。
「どうしよう…」