「いたいじゃない!何したの!?」

「あ?お前デコピンしらねーの?」

初めて聞く言葉に首をかしげる。

「デ・・デコピン?治療かなにか?足の痛みはなんとなく取れたような」

船長は腹を抱えて笑い出した。
なぜ笑うのか分からず、だが少し馬鹿にさせてるような気がする。

「あははっあはは・・わるいっ、お前!おもしれーな」

「な、なによ・・・何が可笑しいのよ」

ノワールの、頬が赤くなる。