「凌…!」 「何だよお前!俺等友達じゃなかったのかよ!俺の好きな人知ってて付き合ったのかよ!」 「最低野郎が!見舞いなんて来なくて良かったんだよ!早く出ていけ!」 凌の低い声が部屋中に響く。 僕の頭にはお茶がかけられた。 前髪から雫が落ちて虚しい気持ちになった。