「葵、あのさ、美月さんと、付き合ってるの?」 「ヘ?」 あんまりびっくりしたもんだから変な声が出た。 「何で?」 「あ、何かね、前まで3人でお昼休み過ごしてたのに、美月さんと居るようになったし、よく喋ってるから…」 のいにバレた。 「うん。ごめん、黙ってて。僕は華と付き合ってる。だけど凌には内緒にしてて」 「何、お前美月華と付き合ってんの?」