「もうー、いつまで凹んでんの?」



「だってぇ、、、」



失恋から一週間。なかなか立ち直れずにいる。




こんなにも辛いものだなんて、思わなかった。




「まあそりゃ、11年間もずっと片思いしてた人に振られたらショックだよねぇ」



親友の雛子はいちごミルクを飲みながらそう呟いた。



「雛子はいいよねぇ、告白される側だもん。可愛いしモテるし。」




「そんなことないってー。友里も可愛いよ?」




「絶対思ってないでしょ」




「バレたか」



そんな会話をしながら昼食を食べ進めていった。





「友里ー、なんか男子が呼んでるよー」



「んー」




私は席を離れ、呼んでいる男子の元へ向かった。




「あ、須賀友里ちゃん?」


隣のクラスの人だ。高身長イケメンって
話題になってたはず、、、名前は忘れたけど。



「そうです」



「ちょっと話があるんだけどいいかな?」



「?いいですけど」




周りの女子から視線を浴びる。





、、、もしかして告白?