拓「ごめん彩琴。遅くなって」


彩「ううん。約束守ったからいい。帰ろう?」


拓「うん」


さっきまで話す勇気はあったのにいざ


2人になったら、なかなか話すことが出来なかった


頑張れっ!自分!そう心に言い聞かせ


小さくながらも


彩「あのさっ!!」


と声をかけた


彩「その…。今までごめん。私、拓哉が幸せなら
別れてもいいって思ってた。だって好きな人のことも
いつかは忘れてしまうしそんな私より拓哉を幸せに
できる人と一緒にいてほしいってそう思ってたの
けど私、記憶がなくなってもずっと…ずっと拓哉と
いたい……。」




今の気持ちを素直に拓哉に伝えた


涙が止まらなくてうつむきながら拓哉の


言葉をまった